じゅんこイズム ~詩とか怪文書~

私の隙間に住み着いたあれやこれやを綴ります。好いてくれたらうれしいですが嫌ってくれても良いのです。

雑記

悲しみとか苦しみとかじゃない

明確な恨み

具体的な被害
   
囚われて胸を病んで

でも自分の力ではどうすることもできなくて
美味しいものを食べても気付くと思い出して
世界が憎たらしくて
他人が羨ましくて
    
だけど
   
紐解くと
弱すぎる自分への憤りなのだと知る
   
嫌なことは確かにあった
相手に悪意があっても無くても
自分に否が無くても優しさ故の判断でも
沢山損をした
自分だけが傷付いた
簡単に取り戻せない
もう取り戻せないかも知れない
   
それでも死を選ぶことができない
まだ生きていたい、もっと生きていたい
自分を傷付けても相手を傷付けても
何も得しない、何も変えられない
   
弱いから「いけないんだ」と思うと
もう立つ瀬がないけれど
原因はやっぱり弱いからなんだ

強くなろうと思うと
今度は自分が他人の弱さを許せなくなる
知らない間に言葉の端々に”あの人達”が宿ってしまう
   
弱いことは悪いことですか?
弱いままではだめですか?
このまんま
風で涙を乾かしながら
生きていこうと思います