情報伝達3分の1の法則 ~コミュニケーションについて~
コミュニケーションの話だよ。
あくまでじゅんこ調べですがね、
人間は「伝えたい」と思う情報の3分の1しか言語化できません。
また、人間は伝えられた情報の3分の1しか受け取れません。
つまり、伝えたいと思っていることを100%とるすと言語化できるのは33%。相手が受け取るのはさらに3分の1、全体の11%(9分の1)になるということ(「同じ話も3回聞けばだいたい分かる」のはこういうこと)。
でもね、そもそも発信側の3分の1しか伝えられてない訳だから完全に相互理解しようと思ったら切り口を変えた発信を×3×3しないと100%の理解は得られない計算になるわけ。
これを【情報伝達3分の1の法則】と命名する。
コミュニケーションが難しいのはこのため。
伝達率は伝達回数と発信側のスキルに依存する。
しかしながら、一方で
理解率は《受信側のスキルさえあれば3分の1以上の受信が可能》である。
これは「推理・推測」の分野であるが言語のみのコミュニケーションであれば
〇なぜこのタイミングで
〇この単語を使い
〇この言い回しで
〇私に伝えるのか
という『言語以外の』情報を収集することが可能だからだ。
また、対面の場合であればさらに
〇表情
〇姿勢
〇目や体の動き
〇声色
〇衣服のチョイス
などといった非言語(ノンバーバル)コミュニケーションの読み取りも可能だ。
相手の情報を受信する際は9分の1の提供であると心得ることでそれを3分の1にも2分の1にも増やすことができるのだ。呑み込みの早い人はこの能力に長けている。
同じ情報を提供されてもそこから何を読み解くのか、このスキルの有無こそが昨今叫ばれている【情報格差】なのだとじゅんこは考える。
身近な方々を見ていても、成功している人は複数のセミナーやスクールで学んでいる。そして師事を仰いだ先生が3人目くらいから飛躍しているように感ずるのだよね。