じゅんこイズム ~詩とか怪文書~

私の隙間に住み着いたあれやこれやを綴ります。好いてくれたらうれしいですが嫌ってくれても良いのです。

言霊師の成事(なしごと)

魂は終わらない

ならば命のはじまりはいつなのか

ながいながい 一瞬を 私達は生きる

 

宿り 満ち 産道をとおり 誕生する  まだ魂

授かった時にはじまるのが命

 

…そう、名前を。

 

 

だから名を預かる時のわたくしは人であって人でない。

 

神に委ねて字を綴る。わたくしの命を削り祈り寿ぐ。天と繋がりひとつひとつのパズルを嵌める。そういう体だ。

 

わたくしに師匠はいない。同盟もない。同じ名前のご職業があるが内容はよく知らない。わたくしはわたくしの勝手で名乗っている。他に良い言葉を知らない。

 

だから勝手に嫌えばよい。勝手に好けばよい。一切の指図は受けぬ。

 

 

本日は世話になっている小学校へ行き、来週卒業を控えた児童へ土産を持って行った。よろしければ読んでいただきたい。そしてあなたの祈りも乗せていただきたい。

 

 

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6年1組のみなさまへ

【神の算式 星と船】 

 

日  廻り    日  巡り

塵の間(はざま) 広がってゆく 大気を吸って

涼やかな 君の微笑み 君の微睡み

懐かしい揺らめきに 花が匂う 透けてゆく心

あの音は 弓か 矢か  頬を切る強い風

 

「三角」 「クロス」 「七」 は

雲の上で 煌めく

今なお  煌めく

こうこう 煌めく

 

闇の中で 何よりも 崇高に

銀の光を無数に受けて 旅立つ僕の、私の船は

朝日に嘶く雄鹿のように 凛と帆を張る

 

長い雷鳴 永劫を知らせる

 

ごらん 今が盛り この命は

 

高尚たろうと 覚醒 自尊する 有機物

優しさや 自由湛え

高尚たろうと 顧みず 放出する 融合体

 

あの日  菜種を摘んだ

あの日  カルーセルに乗った

こうこうたる光の中で 束の間咲き誇る 想い出

すずはりの眼を濡らし 今ここ 願う

 

白夜 白亜 追いかける 銀河へ

眼を見張る 彼方へ

想い 乞い 願う

命の穂先撫でる 無音の感情

 

瞳を閉じて天を仰ぎ見る

マアズ サターン マーキュリー

ウラノス ジュピター ヴィーナス・・・

神の名を持つ天体はきっと孤独を感じない

果てしない青 爆発する気体

僕の、私の名を持つこの身体にそのエーテルを 今、纏う

すべての色が微笑める この世界

心の中の この世界

 

大陸はかつて六とも聴く

一つが消え去り五になった

六引く一は 五となって

六引く一は 世界を示す

 

 

 

 

【かみのさんしき ほしとふね】 

 

 

ひまわり ひめぐり

ちりのはざまひろがってゆく たいきをすって

すずやかな きみのほほえみきみのまどろみ

なつかしいゆらめきに はながにおうすけてゆくこころ

あのおとは ゆみか やか  ほほをきるつよいかぜ

 

さんかく くろす ななは

くものうえできらめく

いまなおきらめく

こうこうきらめく

 

やみのなかで なによりも すうこうに

ぎんのひかりをむすうにうけて たびだつぼくの、わたしのふねは

まるであさひにいななくおじかのように

りんとほをはるながいらいめいえいごうをしらせる

 

らん いまがさかりこのいのちは

 

こうしょうたろうと かくせいじそんする ゆうきぶつ

やさしさや じゆうたたえ

こうしょうたろうと かえりみずほうしゅつする ゆうごうたい

 

あのひなたねをつんだ

あのひかるーせるにのった

こうこうたるひかりのなかで つかのまさきほこる おもいで

すずはりのめをぬらし いまここねがう

 

びゃくや はくあおいかける ぎんがへ

めをみはるかなたへ

おもいこい ねがう

いのちのほさきなでる むおんのかんじょう

 

ひとみをとじててんをあおぎみる

あずさたーん まーきゅりー

うらのす じゅぴたー ヴぃーなす・・・

かみのなをもつてんたいはきっとこどくをかんじない

はてしないあおばくはつするきたい

ぼくの、わたしのなをもつこのからだにそのえーてるを いま、まとう

すべてのいろがほほえめる このせかい

こころのなかの このせかい

 

たいりくはかつてろくともき

ひとつがきえさりごになった

ろくひくいちは ごとなって

 

 

 

 

6-1は せかいをしめす

 

 

 

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6年2組のみなさまへ

山麓の仁王】

 

朝日  菜の花   輪廻

 

繫栄と慈愛をたしか込める その眼力に 厳かな光沢は 宿る

 

波々と注がれる力を携える 長く逞しい腕

巧みさ 清らかさをもって 民を微笑みいなす

 

天を貫く幹と地にしっかと張る根の如く

空と海 盾と矛 力と許し

相容れぬものを継ぐ 摂理の当体

 

白い息を吐きながら先へ行かんとす 最早留まることを知らぬ無数の命

白い息を吐きながら険しき道へ行かんとす 勇敢な貴き民を導け

 

恐れも霞むその貴き眼達は

悠久の幸 誉を彩なし その射す光が糸となり

ひとつ ひとつが重なって

いつしか無数の繭となる

 

山頂の肌は冷たく 見渡す限り霧なれば

霧の水面に 光の繭浮かべ

善良たる誓願を叶え給う

 

加圧 弛緩 対流 帰属 万有 大小 順次生

顧み 応答する 幾千の縁  此処、彼処に

 

高圧 広がる野 光輪 創造 寒暖 綾羅 純炳焉

覚し 歩み寄る 対象たろうと 此処、彼処に

 

阿形 吽形 始まり 終わり  また訪れる  始まり

対を為し 現わるる ひとつの事象

 

慈愛と決断に満ちた旅の始まりを寿ぐ 微風

彼方 雲より漏れ射す投影 身に浴びて

豁然大悟と胸を張るその姿

 

山麓の仁王

 

 

 

【さんろくのにおう】

 

あさひなのはな りん

はんえいとじあいをたしかこ そのがんりきにおごそかな こうたくはやどる

 

みなみとそそがれるちからをたずさえるながくたくましいうで

たくみさきよらかさをもって たみをほほえみいな

 

てんをつらぬくみきとちにしっかとはるねのごとく

そらとうみたてとほこちからとゆるしあいいれぬものをつぐ

せつりのとうたいしろいいきをはきながらさきへゆかんとす

はやとどまることをしらぬむすうのいのち

しろいいきをはきながらけわしきみちをゆかんとす ゆうかんなたっときたみをみちびけ

 

おそれもかすむそのたっときまなこたちは

ゆうきゅうのさちほまれをあやなし そのさすひかりがいととなり

ひとつ ひとつがかさなって

いつしかむすうのまゆとなる

 

さんちょうのはだはつめたくみわたすかぎりきりなれば

きりのみなもに ひかりのまゆうか

ぜんりょうたるせいがんをかなえたもう

 

あつしかん たいりゅうきぞく ばんゆうだいしょう じゅんじせい

かえりみおうとうする いくせんのゆかり ここ、あそこに

 

こうあつひろがるの こうりん そうぞう かんだん りょうら じゅんぺいえん

おぼし あゆみよる たいしょうたろうと ここあそこに

 

あぎょう うんぎょう はじまり おわり  またおとずれる  はじまり

ついをなし あらわるる ひとつのじしょう

 

じあいとけつだんにみちたたびのはじまりをことほぐ びふうかなた

くもよりもれさすとうえいみにあびて

かつぜんだいごとむねをはるそのすがた

 

 

 

 

さんろくのにおう

 

 

 

微笑合掌

 

 

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