じゅんこイズム ~詩とか怪文書~

私の隙間に住み着いたあれやこれやを綴ります。好いてくれたらうれしいですが嫌ってくれても良いのです。

公開当時のキャッチコピー

【公開当時のキャッチコピー】

 

教えてもらってないことをなぜできないのかといつも叱られてたわたしが悪いと言い聞かせられた知らないことはできないし分からないことを確かめる言語も知らなかったでも自分が悪くないことを知っていたから謝らなかった頑張る理由も分からなかったし死ぬということを知らなかったから要らなければそう言ってくれたらいいと思った態度が気に入らないと怒鳴られた殴られた蹴られたやめてもらうための言語を知らなかったおもらしをよくした夜中家出をした子どもの癖に子どもが嫌いだった集団行動が苦手だった幼稚園では茶道の授業で行儀よくすることが好きだった家の食事はあまり食べられないくらい不味かった世の中には自分で死ぬ人がいると聞いて初めて世界に色が見えた気がした翌日の校庭は虹色に見えた死ぬやり方をどうしても知りたかったのに聞くとなぜか怒って教えてくれなかっただから母が大嫌いになった死ぬほどバレエが習いたかったのにやらせてもらえなかった死ぬほどピアノが習いたかったのにやらせてもらえなかった

友達に習ったらじゅんちゃんなんで弾けるのと言われた

 

そしてなんだかまだ生きている。わたしと同じ顔をしたあの頃と同じ5歳の娘がリビングでトトロを見て笑っている。忘れ物を届けてくれてくれたのかなありがとう。