じゅんこイズム ~詩とか怪文書~

私の隙間に住み着いたあれやこれやを綴ります。好いてくれたらうれしいですが嫌ってくれても良いのです。

【夢をみている】

※【】このかっこがあるときは詩です。

 

 

ひとつひとつ

 

積み重ねて

 

ひとつひとつ

 

手放していく ゲーム

 

 

 

少しでも早く遠くに行くために必要だったもの

 

より大人になるために必要だったもの

 

誰よりも可愛くなるために必要だったもの

 

あの人のオンリーワンになるために必要だったもの

 

 

 

その時その時のスペシャ

 

 

でも、今はもう その時と違う。

 

ステージが変われば

必要なアイテムも変わる

 

必要以上に持ってたら

新しいアイテムは持てないんだ

 

 

苦労して買ったもの

泣きながら奪ったもの

頭を下げて戴いたもの

 

 

簡単に手放せてたまるか。

 

 

でもね、それを使って今ここに立っていることが全ての証明でかつての目的だったのよ、たぶん。

 

 

『大丈夫』って何回自分に言ったらいいんだろう

 

ドキドキしながら

後ろ髪ひかれながら

 

ありがとう、する。

 

 

自責の念が枯れたころ

向こうからまた

違うのがやってくる。

 

 

 

いつだって、そう。

 

 

 

30手前で感じる違和感

40手前で感じる折り返し

 

さあ、ようこそ積み減らす時間。

 

無から生まれて

無に還る

 

使えるものはチャッチャッと使って最後の持ち物は少ない方がいい。

 

 

そんな夢をみている。

 

 

 

 

 

微笑合掌

 


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