じゅんこイズム ~詩とか怪文書~

私の隙間に住み着いたあれやこれやを綴ります。好いてくれたらうれしいですが嫌ってくれても良いのです。

愛の感じ方② 共同体感覚

共同体感覚ってアドラー心理学の言葉で、平たく言うと「わたしはみんなの中の一人です」って思うことを言うらしいです。

 


会社が潰れそうな時に「早く辞めよう。」と言うのか、黙って「みんなが路頭に迷わないためにできることはなんだ?」と思えるかでだいぶ幸福度が変わるよね、と。

 

 

でも自分から人のために何かするのは難しいし、ジャッジがあったらなおさら。


逆に元気はあるけどジャッジがきつい人は共同体感覚だ、と言いながら実態は同調圧力という「コントロール(誘導)」になってしまって出来ない人を排除しだしたり。

 



 

街中や電車の中でイライラしたり不安になったら

 

『ここにいるの、みんな知ってる人。』

 

って思ってみると、不思議とホッとしませんか?

 

赤の他人で服が鬼ダサくても機嫌悪そうでも、[喋ったことない同級生][お母さんの友達]と勝手に思ってみる。

すると「別にこの子はそいうキャラじゃないし」とか「なんか今日は機嫌悪いんだね」って思えてきて、不思議と自分も許されてる気持ちになってくる。嘘なのに。


そういうごっこをしていると人とつながるレッスンになるそうで。


誰でも知らない人は緊張するけれど「怖くない」「敵じゃない」が始まり。なんだ大丈夫じゃん、を感じていれば穏やかになれる。優しくなれる。

そしてその中で自分自身が自分をジャッジしてしているものにも気付けそうな気がします。

 


 

③につづく。