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じゅんこイズム ~詩とか怪文書~

私の隙間に住み着いたあれやこれやを綴ります。好いてくれたらうれしいですが嫌ってくれても良いのです。

あ、やっちゃったかも。

今日の一人称は何となく「あたし」。

 

 

むかし、

 

あたしが惚れてた男が

 

あたしが可愛がっていた女に手を出して

 

なにも知らないあたしを突然棄てた事がある。

 

 

二人が幸せになるなら良かったのだけど

 

 

あたしだけ

ぶち壊れるまで、

なんにも知らなかった。

 

 

唐突に電話を寄越して男が戻って来いと泣き崩れるから

 

 

すでに抱えていた新しい男を手放そうかと女に話したときに事実が開示されて

 

 

あたしは知らない間に心の拠り所を同時に二つ失っていたことに気が付いた。こんなことが罷り通るならあの夜に無理にでも女を抱いてしまえば良かったと今だから思う。

 

 

憎らしいけど好きでした。二人ともメタメタにあたしを傷つけるところが好きでした。あのときのあたしにとって二人が世界の全てだった。

 

 

世の中には人より早く大人に成らねばならない人もある。あたしはそんな15だった。

 

 

今、どちらに会ってもたぶん、怖くてまだ震えてしまう。

 

 

外見と内面の激しいギャップはあたしがわざと作りました。分かって貰えぬ苦しさを正当化せねばならないために。

 

 

ほんとは誰も好いてやらぬくせに相手に上手く媚を売り中途半端に惚れさせて惨めな自分を許させ続けるような女を少しやりました。

 

 

早くに結婚をしたのも寂しさを武器に畑を食い荒らす自分がいつか駆除される恐怖から逃げるためでした。

 

 

子を孕み世話になった男達を切り24で家庭に入るも上手くいかぬ事ばかりで夫を責めました。

 

 

「べき」「ねば」「たれ」に侵されたあたしはそのうち子に手を上げました。奇声を発し物を投げ、そういえば何であたしは生まれてしまったのだろう、と思いました。

 

 

はじめっからヘラヘラ笑っていた訳じゃない。

今のあたしだけを見てあたしの値段をつけないで。誰宛にでなくそう思う。

 

 

夫を迎えて14年。たったの一度も他所に体を開いていない。だけど今でもあの頃のように人の形をしたものならばなんでも抱けるあたしです。ただひとつ、決めていることは、もう誰も泣かさないということ。泣き顔はもう、あたしのだけで十分だ。

 

 

 
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あれ?

 

 

 

 

ごめん、、、

 

 

昨日、ひとり泣かしたかも。