じゅんこイズム ~詩とか怪文書~

私の隙間に住み着いたあれやこれやを綴ります。好いてくれたらうれしいですが嫌ってくれても良いのです。

神様ごめんね

偶像としてでも例え話としても

神様を憎んだこと ない?

 

わたし、

どうして神様はわたしにペニスを生やさないんだろうって

すごく思った時期があった。

どうしてわたしの体は女なんだろうって

すごく苦しい時があった。

 

 

恋にも性にも疎い幼い頃に 心無い大人に盗撮された

あこがれていた美容師に ストーキングされた

 


こわくて気持ち悪くて どう捉えたらいいか分からなくて

わたしという肉を脱いでしまいたかった。

 


仮に『たまたまの気紛れです。誰にもいいませんしもう来ません。』と言われたところで信じられない。でも彼らは何も語らずにやっ来て何も語らずに去って行った。

どこでなんでわたしは選ばれ、

 

 

 

 

 

 

『次は何をされるんだろう』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と毎日思った。

 

男の体ならましだったかも知れない。大人になったら強くなれるかも知れない。

 

でも言えないだけで男の子でも嫌な思いをしてる子はいるし、大人になっただけじゃ強くなんかなれないって大人になってから知った。

 

 

わたしよりしんどい人なんかいくらでもいるし、比べることなんてなんも意味なくて。全部がギフトで全部受け取って良くて、全部思い通りになるはずなのに

 


できないのは

 

 

不幸でいることに『復讐』の意味があるからなんだよね。

 


何も手出しのできない過去の何かに、「ほらね、あんたのせいでわたしは不幸。だから許さない。おまえも不幸になれ。」って言い続けるために不幸でいないといけないの。親とか元カレとかいじめっ子とか、許せなくても自分にはなんのメリットもない相手。自分がだけがすり減ってるのにやめられない痛み。本当はいつやめたっていい。自由なのに。

 

 

不幸なのは神様のせいなんかじゃなかった。だからごめんなさい。

みんなも一緒に言ってみない?

今度こそ味方になってくれるかもよ。